コラム

歯周病の進行による症状の違い

2026.01.06

歯周病は、時間をかけて少しずつ進行する病気です。進行の段階によって、現れる症状や必要な治療は異なります。

今回は、歯周病の進行段階ごとの症状の違いについて解説していきます。

歯周病の進行段階と症状

1. 歯肉炎(初期)

炎症が歯茎だけにとどまっている段階です。歯茎が赤く腫れ、歯磨きのときに出血することがあります。歯を支える骨はまだ壊れていないため、ケアと歯石除去で健康な状態に戻ることができます。

2. 軽度の歯周炎

炎症が歯を支える骨に及び始めた段階です。歯周ポケットが少し深くなり、出血や口臭が目立つようになります。ただ、痛みはほとんどなく、気づかない方も多いのが特徴です。

3. 中等度の歯周炎

骨の破壊が進み、歯周ポケットがさらに深くなります。歯茎が下がって歯が長く見えたり、歯が少しグラグラしたりします。歯茎が腫れて痛む、膿が出るといった症状が出ることもあります。

4. 重度の歯周炎

歯を支える骨が大きく失われ、歯が大きく揺れ、噛むと痛みを感じます。歯の位置がずれたり、放置すると歯が自然に抜け落ちたりすることもあります。

段階ごとの治療の違い

初期であれば、歯石除去や歯磨き指導など、負担の少ない治療で改善が期待できます。中等度以上になると、歯周ポケット内を専用の器具で清掃する治療や、必要に応じて外科的な処置を行うこともあります。重度では、残念ながら抜歯が必要になる場合もあります。

早期発見が大切

歯周病は、進行するほど治療の負担が大きくなり、失った骨は元に戻りにくくなります。歯茎の出血や腫れといった小さなサインを見逃さず、早めに歯科医院を受診しましょう。

進行度を知るための検査

歯周ポケット検査

歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)の深さを、専用の器具で測る検査です。一般に、健康な歯茎のポケットは1〜3mm程度で、4mm以上になると歯周病が疑われます。6mm以上になると、中等度から重度の歯周炎の可能性があります。

レントゲン検査

歯を支える骨の量や、骨の溶け方を確認できます。見た目では分からない骨の状態を把握するために重要な検査です。

進行させないために

段階が進むほど、治療は大がかりになり、歯を残せる可能性も低くなります。今の段階でできることを、しっかり行いましょう。丁寧な歯磨き、歯間清掃、そして定期的な歯科医院でのチェックが、進行を防ぐ最善の方法です。

当院では歯周病の治療・予防に取り組んでいます

生野区のいりふね歯科では、歯周病の検査・治療から、定期的なメンテナンスまで対応しております。
歯茎の腫れや出血、口臭などが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

歯周病治療専門サイトはこちら:https://perio.wan-wan.jp/

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