ドクターズインタビュー

Interview

ドクターズインタビュー

Interview

医療法人いりふね歯科院長

入船英綱Hidetsuna Irifune

HOME>
ドクターズインタビュー

なぜ歯科医師を目指されたのでしょうか？interview 01

実は高校生のときに見た歯科医師である父の姿が一番の理由です。患者様お一人ひとりに何かをご提供できる仕事をしたいと思っていたのもあります。手先が器用だったのでそれを活かした仕事に就きたいと考えていましたが、ただ黙々と一人でやる仕事より、人と接する仕事につきたいと考えていましたので、父と同じ歯科医師を目指しました。

そのなかで
ご苦労されたエピソードはありますか？interview 02

学生時代は勉強が得意ではなくて、特に大学入試や国家試験のときには苦労しました。卒業してからは、27歳で開業してからは未知数のことばかりで、本当に手探り状態でしたね。最初の7割は失敗しながら、失敗から学んで今に至ります。

印象に残る患者様とのエピソードがあれば
教えてくださいinterview 03

開業当初は、虫歯治療が終わった患者様から「ありがとう」と言われるのが一番のやりがいでうれしかったです。最近では、それもありますが口腔機能低下症や飲み込み障害を持つ人が増えており、飲み込みが改善されて食べ物を誤嚥せずに食べられるようになったとの喜びの声を聞くと、とても嬉しくなりますしやりがいも感じます。

ここで長く開業されておられますが、
この場所を選んだ理由は？interview 04

特に深い理由はなく、たまたま若い頃に勤めていた富田林の熊崎先生の奥様のお父様がこの地で開業していて、その後を継承する形でこの場所で開業することになりました。矯正歯科から一般歯科へと変更しましたが、基本的には新たにスタートしたという感じです。父は日本橋で開業をしているので、独立してこの生野区で開業し、2024年には生野区の中川西の医療ビルに移転します。

普段の治療で大切にされていること、また
治療に対するこだわりについて教えてくださいinterview 05

当院では、歯科医院として昔からやっている治療もしっかりと丁寧にすることを心がけており、特に予防を中心に極力歯を削らず、抜かずに治療をおこなっています。基本は歯を残すことに注力しています。

患者様お一人ひとりに応じた治療と
お聞きしましたが、
他にどのようなこだわりがありますか？interview 06

「健康の入り口はお口の中」からをモットーにしているように、健康は口の中から始まると考えています。治療だけでなく、治療後の定期検診や予防も重要なのです。特に小さいお子様は虫歯になる前から予防のために来院していただくことを目指しています。虫歯になってからではなく、虫歯になる前の段階で来院してもらうようにしています。それにより、医療費の削減も可能ですし、定期的に患者様に来ていただき、人間ドックのように、年に一度は歯の健康診断を受けてもらうことが理想です。

お誕生日カードを使ったフォローアップも
されているそうですねinterview 07

既存の患者様には過去5年以内に来院された方に誕生日カードを送るなどしています。これは患者様への継続的なフォローアップの一環です。

今後の展望について、
新しい取り組みなどがあれば教えてくださいinterview 08

当院は予防に重点をおいた治療を基本としていますが、時代の変化とともに、特に高齢化が進んでいる現在、高齢者のケアにも重点を置いています。将来的には、高齢者の口腔機能低下症の予防と対策に注力していくつもりです。厚生労働省も口腔機能低下症を病名に認定したことを受け、その予防としての取り組みを強化していきたいと考えています。これには、嚥下機能の改善も含まれ、これが誤嚥性肺炎の予防につながるだけでなく、全身疾患のリスクを減らすことにも寄与します。

このホームページをご覧の患者様に
メッセージをお願いしますinterview 09

ホームページをご覧いただきありがとうございます。

すべての患者様に

これからも患者様に合わせた予防策をご提案していきたいと思います。
例えば、乳幼児には虫歯予防、高齢者には重度の歯周病治療など、それぞれのライフステージに合わせた予防が重要です。治療後のフォローアップも大切にして、定期的な検診で予防を続けることが理想です。どうぞお気軽にいりふね歯科までご相談ください。