コラム

女性特有の歯周病のリスク

2026.01.27

歯周病は男女問わずかかる病気ですが、女性には女性ならではのリスクがあります。それは、一生を通じて女性ホルモンの量が大きく変化するためです。

今回は、女性特有の歯周病のリスクと、ライフステージごとの注意点について解説していきます。

女性ホルモンと歯周病の関係

女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)は、歯茎の血管や細胞にも影響を与えます。ホルモンの量が増えると、歯茎の血流が増え、炎症が起きやすくなります。また、一部の歯周病菌は女性ホルモンを栄養源にして増えやすいことも知られています。

ライフステージごとのリスク

思春期

思春期には女性ホルモンが急激に増えるため、歯茎が腫れやすくなります。磨き残しがあると、歯肉炎を起こしやすい時期です。

月経の前後

月経前後は、ホルモンの影響で歯茎が腫れたり、出血しやすくなったりすることがあります。また、この時期は体調を崩しやすく、歯磨きがおろそかになる方もいるため注意が必要です。

妊娠中

妊娠中はホルモンバランスが大きく変わり、つわりで歯磨きがつらくなることもあります。その結果、歯茎が腫れやすくなる「妊娠性歯肉炎」を起こす方が多くいます。重度の歯周病は、早産や低体重児出産のリスクを高める可能性が指摘されているため、妊娠中こそ丁寧なケアが大切です。

更年期以降

閉経後は、女性ホルモン(エストロゲン)が減少します。唾液の量が減ってお口が乾燥しやすくなるほか、骨がもろくなる骨粗しょう症のリスクも高まります。歯を支える骨にも影響し、歯周病が進みやすくなることがあります。

女性のための歯周病対策

  • 体調が悪い日でも、できる範囲で歯磨きを続ける
  • つわりがつらいときは、小さめの歯ブラシで、ゆっくり磨く
  • 妊娠を考え始めたら、早めに歯科検診を受ける
  • 更年期以降は、乾燥対策として水分補給や保湿を意識する
  • 年に数回、歯科医院でクリーニングを受ける

ホルモンの変化を味方につけて

女性ホルモンの変化は避けられませんが、リスクを知っておけば、対策を立てることができます。お口の状態は、ライフステージによって変わります。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

当院では歯周病の治療・予防に取り組んでいます

生野区のいりふね歯科では、歯周病の検査・治療から、定期的なメンテナンスまで対応しております。
歯茎の腫れや出血、口臭などが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

歯周病治療専門サイトはこちら:https://perio.wan-wan.jp/

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