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歯科訪問診療の対象者は?高齢者や身体が不自由な方へのサポート

2025.04.07
歯科訪問診療の対象者は?高齢者や身体が不自由な方へのサポート

体を壊してなかなか歯科医院に通えないという方、入院中で歯の治療が止まってしまっているという方、家族の介護の一環として口腔ケアをしてほしいという方など、満足に歯科医院まで足を運べない方は多くいらっしゃいます。訪問診療は、そういった患者様のもとへ歯科治療をお届けするというサービスです。最近では多くの歯科医院が訪問診療を取り入れ、自らが患者様の元に治療を届けるというスタイルが確立してきました。今回はそんな訪問診療の対象者や訪問時のサポートについて改めて紹介を行っていきます。

訪問診療は、誰が受けることができますか?

訪問診療の対象者は、主に以下の内容に該当する方です。

  • 寝たきりの場合や自力での歩行が困難な方
  • 長期入院中の方
  • お身体が不自由で、歯科治療が必要な方

そのほかにも、怪我などで一時的に通院ができないという方にも臨機応変に対応します。

必要な治療はもちろん、その後は1ヶ月、3ヶ月、半年などの定期的なペースでフォローアップのためにも伺います。

訪問先は自宅のみになりますか?

基本的には、患者様がいらっしゃるご自宅に歯科医師と歯科衛生士が伺うことが一般的です。とはいえ、患者様が長期入院中であったり介護施設でお過ごしの場合には、そういった医療機関や介護施設への訪問も行わせていただいています。そういったケースでは、患者様の主治医やケースワーカーさん、介護士さんとも医療連携を行った上で、適切な歯科治療やサポートを続けてまいります。訪問可能時間は、平日と土曜日の診療時間内です。まずはご家族様からでもご連絡をいただき、治療の日程や詳細について決めていくことから始めていきましょう。

介護中の家族から連絡してもいいですか?

当院では、治療を希望される患者様ご本人はもちろん介護を行っているご家族の方からのご相談も承っています。「治療が途中になっているのできてほしい」「しっかりケアができているか不安」「最近噛めないものが多くなっている」など、患者様のお口について不安なことがありましたらお気軽に連絡をいただけたらと思います。患者様のケアをはじめ、介護をおこなっているご家族様にも分かりやすいように、磨き方やケアの方法をレクチャーします。

どのようなサービスを受けられますか?

基本的には、歯科医院で受けられる治療と同様の処置や歯科衛生士による口腔ケアがメインとなります。寝たきりの方、身体が不自由な方などは、毎日のブラッシングもままならないことでしょう。まずはしっかりと歯の汚れを落として、清潔な状態で検査を行っていきます。また、飲み込む力が弱くなっている方へは、嚥下の訓練も提案しています。嚥下の力が弱まると、満足に食事が楽しめなくなってしまったり、誤嚥性肺炎のリスクも高まってしまうためです。

いりふね歯科が提供する訪問歯科診療について

いりふね歯科が提供する訪問歯科診療について

ご年配の方、お身体が不自由な方が、不調を原因に歯科医院から足が遠のいてしまうことは、お口の環境維持にとって大きなリスクになってしまいます。当院では、来院が困難な患者様のもとへ歯科医療をお届けできる訪問歯科診療を行っています。また、ご年配の方になるとお口周りの筋肉が弱くなってしまい、誤嚥のリスクも高まってしまいます。そういったリスクも併せて改善を図ることができたら、患者様の将来的な健康にも直結するのではないかと考えています。「しっかり歯が磨けない」「入れ歯が合わず食事で困っている」「虫歯で歯が痛くなってしまった」など、お口に関するお困りごとはぜひ「いりふね歯科」までお声がけいただけますと幸いです。

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