コラム

インビザラインの種類について

2025.04.07
インビザラインの種類について

マウスピース矯正としてメジャーなインビザラインには、現在6つの種類があります。歯並びのお悩みや治療を受ける年齢によって適した種類がありますので、まずはどの種類が自分に適しているかを知ることから始めていきましょう。

インビザライン・コンプリヘンシブ

インビザライン・コンプリヘンシブは、インビザラインシリーズの中で最もスタンダードな種類です。全体の歯列矯正を目指す方に推奨される方法で、難症例を改善したいという場合にも用いられる方法です。幅広い症例に対応できることが特徴で、治療期間内であれば回数制限なく追加のマウスピースを追加発注できるというメリットがあります。上顎前突(出っ歯)や歯のガタつき(叢生)など、従来のマウスピース矯正では治療が難しかった不正咬合にも柔軟な対応ができるという点でもインビザライン・コンプリヘンシブを選択する方は増加傾向にあります。

インビザライン・ライト、インビザライン・エクスプレス

インビザライン・ライトは、14枚のマウスピースを用いて治療を行っていくプランです。基本的には軽度の不正咬合で用いられるもので、治療期間も比較的短いことが特徴です。例えば歯の隙間を改善したい、過去の矯正治療から後戻りしている部分を整えたいといった患者様に適しています。
インビザライン・エクスプレスも同様に軽度の不正咬合を改善したい方におすすめです。インビザライン・エクスプレスでは7枚のマウスピースを使用して短期間かつ部分的なリカバリを目指していきます。これらの種類では、追加のマウスピース発注に制限があるため基本的には治療計画を変更できません。

インビザライン・ファースト

インビザライン・ファーストは、お子様の歯並び矯正に特化したマウスピース矯正です。小学校の低学年から治療を行うことができるもので、小児のⅠ期治療と言われる顎のスペース確保から活用できるというメリットがあります。Ⅰ期治療は1年半、本格的なⅡ期治療は3年の間、無制限でマウスピースの追加発注が可能です。インビザライン・ファーストは治療開始のタイミングが決まっているため、治療を検討されたい場合には早めに歯科医院で相談することをおすすめします。具体的な治療開始のタイミングとしては、小学校低学年かつ6歳までに生えるべき永久歯がきちんと生えていることなどがあります。

インビザライン・ティーン

インビザライン・ティーンは、インビザライン・ファーストより少しだけ年齢が上がったお子様に向けたマウスピース矯正です。まだ永久歯が完全に生え揃っていない、顎の骨が成長段階にある10代のお子様はインビザライン・ティーンをおすすめします。従来のインビザラインのマウスピースとの違いは、これから生えてくる永久歯が並ぶスペースを確保しながら矯正治療が行えるということです。小学校高学年から中高生まで幅広く対応できる点も、お子様の歯並び改善に取り組みたい親御様から人気を集めているポイントです。

インビザラインGO

インビザラインGO

インビザラインGOは、前歯から数えて奥の5番目までの治療を行うためのマウスピース矯正です。お口を開けたときに見えやすい合計20本の歯並びを改善することが目的です。インビザラインGOでは、全ての歯を動かすわけではありません。そのため治療期間が短くて済むこと、費用を抑えられることなど、ピンポイントで審美性を高められることなど、さまざまなメリットがあります。当院でも、患者様のご要望に合わせてインビザラインGOの提案をしています。「前歯のずれが気になる」「歯並びをよく見せたい」など、気になることがありましたら、ぜひ当院でカウンセリングを受けてみてください。

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