歯科口腔外科
親知らずの難抜歯、嚢胞摘出、小帯切除など必要に応じて行います。
また、それ以外の症例では、大阪歯科大学附属病院
大阪警察病院、NTT西日本病院、大阪赤十字病院などの
歯科口腔外科への紹介をしています。
親知らずはいたずら好き?
1.磨けません!
どんなに一生懸命に磨いても、親知らずには歯ブラシが届かないのです。したがって、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。
2.虫歯になる!
汚れが溜まることによって、親知らずもその手前の歯も虫歯になります
3.炎症を起こす!
親知らずが出てくるスペースがない場合には、変な方向に向かって出てくることが多く、歯肉がかぶったままになり炎症を起こしやすくなります。
4.歯槽膿漏の原因となる!
親知らずの周りに汚れがたまることによって、手前の歯を溶かし、歯槽膿漏となります。
5.口臭の原因となる!
磨けないために汚れが溜まり、口臭の原因となります。
6.歯ぐきを噛む!
上の親知らずが出てくると、下の歯ぐきを噛むようになり、炎症や腫れの原因となります。
7.手前の歯の根を溶かす!
手前の歯の根を押した場合には、その押された歯の根は溶けてしまう場合があります。
8.歯並びを悪くする!
親知らずが手前の歯を押すことによって、歯並びを悪くする場合があります。
9.顎関節症になる!
親知らずが手前の歯より出てくると、アゴの動きを邪魔するようになります。そうなると、アゴの病気である顎関節症となります。
10.アゴの骨折の原因となる!
親知らずがアゴの深いところに埋まっていると、何らかの外力(転んだ・殴られたなど)が加わった時に、アゴの骨折が起きることがあります。
健康を害する大敵 顎関節症
もしこんな症状があったら「顎関節症」の疑いがあります。
顎関節症とはあごの関節を動かす左右の筋肉の協調性が崩れ、あごの関節が捻挫をおこしたような状態で、それが直接の原因でさまざまな病気につながることがあります。
顎関節症の主な原因は、噛み合わせの不良と細菌です。噛み合わせの不良はほんのささいなことが原因で起こります。
その結果として下顎は無意識のうちに不自然な運動を繰り返します。そのために、口を開閉する筋肉が異常な緊張を起こし、顎関節に悪い影響を与えるのです。顎関節症を放置すると新たな病気を引き起こす原因にさえなります。
原因
- 噛み合わせの運動の時、わずかな部分が他の多くの歯より先に当たっている。
- 歯の高さが違う。
- インレー、ブリッジ、金属冠、入れ歯等の噛み合わせ面の形態がよくない。
- 反射的な歯の食いしばりや歯ぎしりをする。
治療法
- 噛み合わせの調整
- 正しい噛み合わせの練習
- ストレスを解消する
- スプリントの使用
-個々の原因に応じた方法で行います-